膝痛

膝痛について

変形性膝関節症とは、関節軟骨が年齢とともに擦り減り、弾力性を失って関節が変形していく症状です。
肥満や筋力低下、機械的消耗が軟骨の変性を進行させます。
多くは50代に発症し、男女比は1：3と言われています。また、変形性膝関節症になるとО脚のようになります。

膝の痛みの原因は加齢による膝の変形・筋力低下による膝不安定感・怪我による古傷の痛み・使いすぎスポーツ中の激しい運動や老化による変形などで骨と骨がぶつかり関節の軟骨がすり減ることで痛みが出ることがあります。
生まれつき膝の関節が変形している場合でも同じような症状が出現します。
その他にも膝の関節には色々な靭帯や筋肉が付着しているので、歩き過ぎなどで繰り返し負担を掛けることで疲労が蓄積して痛みに変わることも多いです。
膝が悪い人が雨の日に痛むのは、気圧の変化が原因で気圧の低下により交感神経（緊張する神経）が活発になり、ノルアドレナリンという物質が分泌され血管が収縮⇒血行不良になり痛みが出ます。

リスク

変形性膝関節症が進行すると、膝を曲げた時に音が鳴る、可動域が狭くなることにより、正座が出来なくなる、関節内が狭くなる、軟骨が硬くなるなどが挙げられます。
この様な症状が出てきます。
関節リウマチ、偽性痛風、無腐性骨壊死など鑑別が必要な疾患もあります。